群馬県にある重監房資料館様のパンフレットを制作いたしました。
擬似エンボス印刷で歴史を表現
今回のパンフレットでは、擬似エンボス印刷を採用していただき、視覚的にも触感的にも重厚感のある仕上がりになりました。
表紙には「命の大切さ 人権の尊重 法の下の平等」という言葉をデザインし、擬似エンボスを活用することで上品さを保ちながらも、伝えたいメッセージをしっかりと際立たせる仕上がりになっています。

また、重監房(特別病室)跡の写真にも擬似エンボスを施し、残っている基礎部分をザラザラとした質感にすることで、歴史の重みをより実感できる仕上がりになっています。
ぜひ、資料館にお立ち寄りいただき、手にとってご覧ください。
視覚障害者向け音声コード「Uni-Voice」
専用の機器やスマホアプリ「Uni-Voice」を利用して、内容の一部を音声で聞くことができるようになっています。Uni-Voiceに対応したパンフレットであることを知らせる「切り欠き」加工が施されています。
重監房資料館について

重監房資料館は、日本の歴史の中で忘れてはならない出来事を伝える施設です。1938年に建てられ、1947年まで使われていたハンセン病患者専用の懲罰施設「重監房(特別病室)」について、その歴史や実態を学ぶことができます。命の大切さと人権の尊重について考える貴重な場として、多くの方に訪れていただきたい場所です。
重監房資料館(入館無料)
〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津白根464-1533
◆開館時間
通常期(4/26~11/14):午前9時30分~午後4時30分(最終入館4時)
冬期(11/15~4/25):午前10時00分~午後4時00分(最終入館3時30分)
◆休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、国民の祝日の翌日、館内整理日、年末年始
https://www.nhdm.jp/sjpm/